1923学びの場 「改竄(かいざん)される歴史と記憶」 -歴史否定の現場を取材して-
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ハイブリット配信・後日録画配信有り
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「歴史否定」「歴史破壊」の潮流が勢いを増すなか、全国各地で歴史の書き換えが進行している。
侵略戦争の罪過を刻み、犠牲者を悼み、そしてアジアとの友好を誓うための記念碑などが、レイシスト集団などの行動をきっかけに撤去されているのだ。
東京都は、関東大震災時に虐殺の犠牲者となった朝鮮人の追悼式に、2017年から追悼文の送付を取りやめている。
小池百合子都知事は「関東大震災で亡くなったすべての方々に哀悼の意を表する」ことを「送付取りやめ」の理由としている、見当違いも甚だしい。「災害死」と「虐殺死」はまったく異なる文脈で語られるべきものだ。都知事の主張は、震災を生き延びたにもかかわらず、それでも「朝鮮人」であることを理由に殺された人々の存在を蔑ろにするものではないか。
群馬県高崎市では、県立公園内に設置された朝鮮人労働者の追悼碑が、いま、撤去の危機にある。公園を管理する県が「政治的」であることを理由に、碑の設置存続を認めなかったのだ。
ほかにも、各地で同様の事例が相次いでいる。
いずれも端緒となったのはレイシスト集団、保守系議員の示威行動や圧力であり、結果的に行政がそれらの言い分を認めるといった、まさに官民挙げての歴史破壊が進行しているのだ。
いったい、どのような経緯で犠牲者の記憶が勝手に塗り替えられようとしているのか、誰がその動きに関わっているのか、そして、その目的は何なのか。
全国各地での取材結果をもとに、「現場」の風景と、その醜悪な歴史破壊の内実を伝えたい。
そのうえで、みなさんと一緒に考えたい。
歴史が壊された後に、何が残るのか。どんな未来が待っているのか。そうした動きを止めるために、いま、なにをすべきなのか。
「殺戮」の風景を繰り返させないために。
安田浩一(ノンフィクションライター)
講師;安田浩一さん(ノンフィクションライター)
【朝鮮人虐殺、強制連行、慰安婦】
─これらを「なかったことにする」動きが加速している。根底にあるのは植民地主義とレイシズムだ。
<プロフィール、主な著書>
1964年生まれ。「週刊宝石」(光文社)「サンデー毎日」(毎日新聞出版)など週刊誌記者を経て2001年よりフリージャーナリスト。人権、差別に関わる問題、各種事件などを取材・執筆している。
『ネットと愛国』(講談社)で2012年、第34回講談社ノンフィクション賞、日本ジャーナリスト会議賞を受賞。2015年、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(講談社・月刊「G2」掲載)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
著書に『「右翼」の戦後史』(講談社現代新書)、『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『団地と移民』(KADOKAWA)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)、『外国人差別の現場』(朝日新聞出版、安田菜津紀氏との共著)など。
◆開催時間◆
開場14:00(会場に入れる時間です)
開演14:30(講演が配信される予定の時間です)
◆参加方法と留意事項◆
参加方法は、ハイブリット開催(会場・オンライン配信)です。
下記の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。
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・お申込みはチケット1枚でお一人の参加・視聴となります。
・関係者以外の方の配信映像の無断撮影・録画・録音行為は禁止です。
・配信用URLや配布資料などの転送、SNSなどネット上への転載は禁止です。
※発覚した際はイベントを中止する事があります。
<会場参加の確認・留意事項>
1)感染拡大防止のため、会場参加の人数制限をさせて頂きます。
※事前申し込み無く来場されてもご入場は出来ません。ご了承ください。
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※以上の点、お守りいただけない方、ならびに進行を妨げる方は、主催者側の判断によりご退場いただく場合がございます。
◎会場のご案内
<会場>
文京区民センター2A会議室(住所:東京都文京区本郷4-15-14)
<交通>
◇三田線・大江戸線 春日駅A2出口から徒歩1分
◇南北線後楽園駅 6出口から徒歩6分
◇丸の内線 後楽園駅4b出口から徒歩6分
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■講師へのご質問について
事前に質問を受け付けます。下記のフォームにてお送りください。
質問フォーム https://forms.gle/624GVZY8R39mQnPr5
※イベント中も可能です。
◆お申込み締切り◆
・第一締め切り:2023年4月30日14時00分
(開始30分前→リアルタイムでみることができます)
・第二締め切り:2023年5月1日14時00分
(後から配信のみです)
<問い合わせ>
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
事務局 kantou1923@gmail.com
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