ある日、一関市在住の先輩よりLINEが入る。
このコロナ禍に喬太郎が一関に来る!
「チケット取っておくよ」と言ってもらったので、お言葉甘えることにする。その先輩には一度気仙沼でのさん喬師匠の落語会に夫婦で来てもらったので、「カミさんも行きたいって」となり、三人で行くことになった。
当日は車で一ノ関駅まで行って、駅西口の駐車場に車を入れる。送迎バスに乗り込み、いざ会場のベリーノホテル一関へ。
エントランス、ロビー、エレベーター、会場と全てに「感染対策」が施されてありました。写真でおわかりのように、椅子も間隔を開けて配置されておりました。
時節柄、「こちらに(アメリカの)共和党の関係の方はいらっしゃいませんね!」と時事ネタを織り込んだマクラでコロナ禍のウサを晴らす勢い。ひょっとしたら新作に入るのかな?とも感じたけれど、結果は安定の、しかしぶっ飛び感満載の古典で大爆笑して、我々観客のコロナ禍のウサも晴れたのでした。
天気は今ひとつで、帰りは雨だったけれど、帰りの送迎バスの中の皆さんのマスクの下の口は緩みっぱなしだっであろうことは間違いないだろう。