前記事の続き。
親戚と別れて一路浅草演芸ホールへ。
番組は予めチェックして、この日はここ浅草しかない!と思っていたのであった。
(上野の鈴本夏祭りはとっくの昔に前売りが完売していたから)
観光客でごった返す雷門を突っ切る(いや、自分も観光客・・・)。
そうそう、この顔ぶれ(右のお三方)が目当てでした(^^)
主任の林家正蔵(元こぶ平ですね)が休演につき、もともと遅い時間に出る予定だった喬太郎が主任になっていた。
正蔵も聴きたかったのだが、寄席ではよくあることなので仕方がない。
(「ここより他にいい仕事があったようです」と言われるのもよくあることかw)
目当ての市馬、さん喬、権太楼、そして喬太郎はいずれも良かった。
喬太郎の『抜け雀』はこれぞ主任!という存在感にあふれ、「脂が乗る」とはこういうことなのだろうと実感。
しかし、それにもまして市馬の『長短』が素晴らしかった。
(「(落語協会)会長ー!」と声をかけたかったが自粛)
「狸の噺は狸の了見で」という五代目小さんの教えそのままに、そこ(高座)には「長さん」と「短七」がいたのだった。
さらに細かく言うと、風貌も、独特のフラも含めて高座の市馬は「長さん」そのものであった。
素晴らしい夏の夜を過ごすことができて、落語のあとのビールも美味かったのでした(^^)
- マジック アサダ二世
- 落語 林家鉄平/看板のピン
- 曲芸 鏡味千三郎社中
- 落語 柳亭市馬/長短
- 漫才 ホームラン
〜中入り〜
落語のあと入った店はスーパードライ エクストラコールドの幟に誘われたのだが、安くて、けっこう美味かった。