yosi0605's blog

とりとめのない備忘録です

自習の時間(文楽)

橋下のあまりの傍若無人に呆れながらも、大阪から離れた東北の片田舎ではできることも限りがある。
せめて、文楽について理解を今より深めようと最近心静かに自習をしていた。
(それが歌舞伎や落語にも根っこでつながってるから)



テキストは熱帯雨林で購入。

文楽のこころを語る (文春文庫)

文楽のこころを語る (文春文庫)

出版社/著者からの内容紹介
三大名作はもちろん、近松のものから珍しい作品まで全十九演目を国宝の眼から眺め、その情感を綴る。ファンは深く教えられる事だろう
内容(「BOOK」データベースより)
当代随一の浄瑠璃語りにして人間国宝である著者が、三大名作から十年に一度の珍しい演目まで十九演目について、作品の面白さ、詞の一行一行にこめられた工夫や解釈にいたるまで、芸の真髄を語り尽くした、すべての文楽ファン必携の書。文庫化に際し『菅原伝授手習鑑・寺子屋の段』と、狂言茂山千之丞氏との対談も収録。

言うて暮しているうちに―文楽説き語り

言うて暮しているうちに―文楽説き語り

浄瑠璃を読もう

浄瑠璃を読もう

内容説明
小説の源流も、わたしたちの心やふるまいの原型も、みんな浄瑠璃のなかにある! 江戸時代に隆盛した一大文学ジャンル浄瑠璃。その登場人物は驚くほど現代人に似ている。『仮名手本忠臣蔵』『義経千本桜』から『冥途の飛脚』『妹背山婦女庭訓』まで、最高の案内人とともに「江戸時代的思考」で主要作品を精読。「お軽=都会に憧れてOLになった田舎娘」など、膝を打つ読み解きが満載。浄瑠璃の面白さを再発見!
内容(「BOOK」データベースより)
わたしたちの心の原型も、小説の源流も、みんな浄瑠璃の中にある。最高の案内人と精読する読み逃せない8作品。

内容紹介
人形浄瑠璃文楽は、人形の動きと義太夫の語りがピタリと重なり、一つの舞台ができあがる。
2000年11月、20世紀最後の舞台に、ふたりの人間国宝が共演することになった。人形遣い吉田玉男(2006年9月24日没)と義太夫語り・竹本住大夫。二人の人間国宝が共演するまでを、稽古、舞台裏、自宅と密着取材し、老いと向かい合いながら、極め尽くせない芸の道を歩き続ける姿を描く。
ドキュメント「NHKスペシャル 人間国宝ふたり ~文楽・終わりなき芸の道~」と、大阪・国立文楽劇場で収録された公演「文楽 心中天網島 北新地河庄の段」の2部構成。
○「NHKスペシャル 人間国宝ふたり ~文楽・終わりなき芸の道~」 2001年1月13日 NHK総合テレビにて放送
○「文楽 心中天網島 北新地河庄の段」 2001年1月28日 NHK教育テレビにて放送
◎「ハイビジョン国際映像祭 2001」にてグランプリ・アストロラビウム賞を受賞
NHKスペシャル 人間国宝ふたり ~文楽・終わりなき芸の道~」
30年以上、人形遣いの第一人者として主役を張り続けてきた吉田玉男。情感あふれる語りで、江戸時代の人情を今に伝える竹本住大夫近松門左衛門の最高傑作「心中天網島 北新地河庄の段」での共演までを、稽古・舞台裏と密着取材し、伝統芸能・文楽の終わることのない芸の道を追い求める老優たちの姿を描く。 (49分/16:9LB)
心中天網島 北新地河庄の段」
浄瑠璃:竹本住大夫
三味線:野澤錦糸
浄瑠璃:豊竹咲大夫
三味線:豊澤富助
人形役割 治兵衛:吉田玉男
人形役割 孫右衛門:吉田文吾 ほか
(100分/4:3)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
人形遣い吉田玉男義太夫語りの竹本住大夫。今では見ることのできないふたりの人間国宝の共演を収めた1作。芸の道を追い求めるふたりの姿を捉えたドキュメンタリーに加え、近松門左衛門の最高傑作「心中天網島 北新地河庄の段」の公演の模様も収録。

一撥一心

一撥一心

内容紹介
文楽三味線の真髄がここに集約。
人間国宝 鶴澤清治の至芸の世界。
人形浄瑠璃文楽三味線の第一人者として名声を馳せている、重要無形文化財保持者(人間国宝)鶴澤清治による、太棹の音色の魅力を、余すことなく伝えるアルバム。
本アルバムは「野崎村の段」「奥庭狐火の段」など文楽の名場面の聞きどころや、文楽三味線独特のフレーズや合方など、文楽の音世界のエッセンスを、また「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)<鶴澤清治 作曲>-暴風雨の段-」のファンタスティックな曲や、杵屋正邦が作曲した「太棹のためのコンポジション 第一章」など、鶴澤清治の華麗でありながら鋭く力強い撥さばきにより繰り広げられる、艶と情を表現した深みのある演奏を収録しております。
・収録音源はすべて太棹の三味線をメインとした和楽器のみの演奏による内容となっており、鶴澤清治の魂の音にクローズアップした、究極の太棹三味線の世界を堪能頂けます。
メディア掲載レビューほか
人間浄瑠璃文楽三味線の第一人者として名声を馳せる、人間国宝=鶴澤清治の至芸の世界!「野崎村の段」「奥庭狐火の段」など、文楽の名場面の聴きどころから、鶴澤自身の作曲による「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」まで、全22曲を収録。全て太棹の三味線をメインとした和楽器のみの演奏となっており、太棹三味線の魅力が余すところ無く味わえます。

住大夫師の本は別に持っているものもあるけれど、こっちも欠かせないなと二冊。
橋本治はこの分野については素晴らしい語り部なので迷いなく購入。
DVDは「闘う三味線人間国宝に挑む」を持っていたので、その延長で同じNスペの物。
鶴澤清治さんのCDは「道行」は持っていたので、今回は「一撥一心」を選択。

鶴澤清治さんの三味線は意外とギターをやっている人なんか、分野は違っても、深いところで理解できるんじゃないかな。そんな気がする。

他には某若手大夫のネット上の応援会に登録したりした。

そんなんで、楽しんで自習している夏の夜です。

(祈竹本住大夫・鶴澤清治・中村勘三郎快癒)