コミック乱8月号 大島やすいち『剣客商売』

最近はほとんど漫画を読んでいないけれど、「コミック乱」という月刊誌に連載されている大島やすいちの『剣客商売』はチェックしている。
ご存知、泣く子も黙る池波正太郎の代表作。
同じ雑誌に連載されているさいとう・たかを『鬼平犯科帳』がもはや原作から遠く離れて（本当に遠い・・・）、単に雑誌のためだけに存在しているのとは違い、原作に忠実に描かれていて好感が持てる。

今月号は「いのちの畳針」。
『剣客商売』の中でも好きな作品のひとつであります。
先月が「金貸し幸右衛門」だったので、次は「畳針」に間違いない！と一ヶ月待ってました(^_^;)
そして、満足した。
話の主人公の植村友之助の風貌が自分のイメージと少々違うかも、と思うのは原作ファンの性でしょうか。
でも十分に範囲内です。

http://www.leed.co.jp/book/b1048.html

原作では「新妻」に収録されている。

新妻 (新潮文庫―剣客商売)

コミックも10巻まで出ているのか・・・。
「◯天のポイントも10巻全部買えるくらい貯まっているだろ・・・」
と頭の上で声がするのは気のせい？

剣客商売 1 (SPコミックス)

剣客商売 2 (SPコミックス)

剣客商売 3 (SPコミックス)

剣客商売 4 (SPコミックス)

剣客商売 5 (SPコミックス)

剣客商売 6 (SPコミックス)

剣客商売 7 (SPコミックス)

剣客商売 8 (SPコミックス)

剣客商売 9 (SPコミックス)

剣客商売 10 (SPコミックス)

そう言えば、松井今朝子原作、高見まこ画『仲蔵狂乱』の第2巻は出ないのか？
とリイド社に向かって声を大にして言いたい！！
（連載が不本意な形で終わってしまったのは本当に残念）

仲蔵狂乱 1 (SPコミックス)