yosi0605's blog

とりとめのない備忘録です

突然テレビが楽しくなった

昨日のエントリーで「ここ数年、ビートたけし島田紳助みのもんたの番組は一切見ないことにしている。もちろん田原総一朗も。たかじん・辛坊など以ての外。家人が見る場合はその場から何も言わずに立ち去ることにしています(^^)」と書いた。ならば一体何を見ているのだ?と問われた場合に正確に答えるため、見た番組を一週間記録してみた。この場合の「見た」というのは「自分の意志でチャンネルを合わせた」ということであり、家人といるときにBGV的に流れたものは含まない。我ながら面倒臭い物言いだなぁ〜。


データは2月のものです。本当はもっと早く書くつもりだったので。何卒ご容赦をf^_^;



2月22日(月)

2月24日(水)

2月25日(木)

  • NHK BS−hi【プレミアム8(人物)】「100年インタビュー 大学講師・翻訳家、拉致被害者 蓮池薫 北朝鮮での24年を語る」(録画)

2月26日(金)

  • BSイレブン【ベストセラーBOOK TV】「スポーツ本特集」ゲスト立浪和義
  • NHK BS−hi【マンガのゲンバ】「村上もとか」(録画)

2月27日(土)

  • NHK BS−hi【ハイビジョンステージ】歌舞伎「旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」(録画)
  • WOWWOW【リカウント アメリカが揺れた36日間】
  • BSイレブン【柳家喬太郎の粋ダネ】ゲスト吉沢京子(録画)

2月28日(日)

半分以上録画して後から見ていたのか。
そう、HDDレコーダーのおかげで録画予約が簡単になったので、ずいぶん調子にのって録画してしまった。結果、テレビを見る時間が1.5倍位になったかもしれない。それでも録画して見ないで消去してしまう番組もあるので、以前にも増して番組内容を厳選するようになった。この中で、27日のWOWOWは仙台で昔の職場仲間の集まりがあり、投宿したホテルで見た。これは偶然にもすこぶる面白かったので後日是非とも書きたいと思っている。


予想してはいたけれど、民放の地上波は影も形もないな。いや、本当に見たいと思うような番組がないんだよね。出演者が多少違うだけでやってることはほとんど同じ。一時期CMの方が番組より面白いなんて時代もあったけど、それも今や昔。多分ね、自分が知らないだけで、丁寧な作りの、芸人が騒ぐだけじゃない、いい番組が民放にもあるはずだと思うんだけど・・・どうなんだろうね。


ともかく、今のところはNHK−BSの【週刊ブックレビュー】、BSイレブンの【ベストセラーBOOK TV】と【柳家喬太郎の粋ダネ】を主役にし、【龍馬伝】を準主役、他は番組表で検討次第ってところですか。
嗚呼、こうやって世の中の流れから離れていくんだなぁ・・・。まぁ、あまり気にしてないんですがね。


あ、そうそう、柳家喬太郎といえば、先日番組プレゼントの手ぬぐいが当たりました(^_^)v



 



番組の方は先週と今週、柳家さん喬師がゲストです。そう、師弟対談になってるんですよ。先週は何とも言えず面白かったので今週も期待大です。背景が合成なのも気になりません(^o^;)


最後に、以前読んだ本からビートたけしについて、全面的に賛同はしないけれど、ある程度同意できると思った文を引用したい。島田紳助なんかにも同じ臭いを感じてしまうから見なくなったんだろうと思う今日この頃なのです。


 強ければいいというものではないのだ。先年、ビートたけしがリメイクした『座頭市』を見た。また、たまたま往年のほんものの方を幾つか再見して比較した。結論はあからさまにこうだった。ビートたけしは本質的に、老人や女性や弱者を執拗に攻撃して名を上げたデビューのころと全く同じである。つまり典型的なファシストなのである。
 往年の『座頭市』シリーズは、弱者の悔しさ、思うに任せぬ不満を十分に前提した上でのスーパーマンものである。差別への思いがあるところ、怒りもまた生まれる。だから座頭市はいつも怒りの背後に悲哀を噛みしめている。
 比べるにビートたけし座頭市は、矛盾なきスーパーマンである。ずんばらずんばら敵を斬ってすてる剣豪ぶりは別のアングルから考えれば、斬ることになんのためらいもないゴロツキである。要するにその感性はファシストである。もとの座頭市の魅力は何なのかがまるで分かっていないと思う。


 「悪」の描き方に見る藤沢周平の個性と「情愛」(評論家 岡庭昇)−『藤沢周平に学ぶ―人間は、人生は、こうありたい…』所収より

藤沢周平に学ぶ―人間は、人生は、こうありたい… (望星ライブラリー)

藤沢周平に学ぶ―人間は、人生は、こうありたい… (望星ライブラリー)


追記
*2月21日の日記をアップしました。http://d.hatena.ne.jp/yosi0605/20100221