新年度です。
家の裏の梅も咲き始めました。
2006年4月から始めた禁煙は問題なく継続中です。
そんな春の爽やかさを吹き飛ばしてくれる今日の地元新聞のトップニュース。共同通信の世論調査の結果が報道されていた。
「内閣不支持初の過半数」は今の状態じゃそうだろう、そらしゃぁないなぁと思いながら紙面をめくってみると、「首相にふさわしい政治家 舛添氏1位 鳩山由氏急落」ときた。軽い目眩。
首相に最もふさわしい政治家は(敬称略)
- 舛添 要一(22.4%)
- 菅 直人(8.9%)
- 岡田 克也(7.8%)
- 石破 茂(7.2%)
- 鳩山由紀夫(7.1%)
以下、渡辺喜美、前原誠司、小沢一郎、原口一博、谷垣禎一、枝野幸男、仙谷由人と続いている。3月にも同じ社が同様の世論調査を行い、同じく舛添要一がダントツの一位だった。その時はあまりのおかしさに腹を抱えて笑ってしまった。冗談にもほどがあるってね。
「世論調査」ではなく「世論操作」じゃないの?とまで言うつもりはないけれど、あまりの結果に情け無くなってくる。なぜ、選りに選って舛添要一なのか?厚生労働大臣時代に新型インフルエンザ対策で効果の無い機内検疫や朝のニュースに間に合う様姑息に計算された記者会見など、あれだけ無様なパフォーマンスで恥を晒したのに。こういう結果になると、やればやるほど「世論調査」の信用度は地に落ちるのではないか?と余計な心配をしてしまう。
さらに信じられないのは「石破茂政調会長は20代では19.8%と最高の支持率を獲得している」って。はぁ?こりゃ、とにかくテレビに出続け、大声で威勢のいい事を言い続ければ支持が集まるということか・・・。
夜になって与謝野馨・平沼赳夫の新党構想に石原慎太郎も首を突っ込んできた。せっかくだから橋下徹と森田健作も入れてやったらいいかもしれない(笑)。他にも数人名前が上がっているようだが、いずれにせよ、「新党」と言いながら「新鮮」さの欠片もない集まりになりそう。それとも国家主義色ムンムンのマッチョ思考集団を結成すればそれで満足なのか。
今日のエントリーにはズラズラっと政治家の名前が登場したけど、いずれも共通項は「テレビ」と言えるかもしれない。かなりの部分が「TVタックル」や「(旧)サンデープロジェクト」に好んで出演していたのが多い。国会ではなくテレビでのパフォーマンスに政治生命を賭けている人たちとも言える。ここで個人的なことで恐縮だが、ここ数年、ビートたけし、島田紳助、みのもんたの番組は一切見ないことにしている。もちろん田原総一朗も。たかじん・辛坊など以ての外。家人が見る場合はその場から何も言わずに立ち去ることにしています(^^)おかげで、心静かに情報を精査できるので、精神安定上すこぶる良かったりする。
ともかく、これから夏の参議院選まで新党騒ぎがうるさく続くことになるでしょう。しかし、返す当ての無い(担保を入れてない)借金を抱え(「自民党 借金」で検索すると分かります)、小泉進次郎と藤川ゆりしか売り物がなくなってしまった自民党から我先に逃げているのだなと考えれば、今の状況が府に落ちますね。
ちなみに、「返す当ての無い借金」をチャラにするウルトラCがあるそうですが、正確に記述する知識がありませんのでご容赦を。