yosi0605's blog

とりとめのない備忘録です

薪ストーブ検討中

今日、心待ちにしていた薪ストーブのカタログが届きました。



【薪ストーブのファイヤーサイド】



唐突なようですが、昔から薪ストーブって好きでした。今は建て替えて無くなってしまったけど、その昔、お袋の実家は薪ストーブがメインの暖房で、冬ともなれば薪ストーブを囲み、子供は餅を焼いて、大人はお燗をつけてました。しかし惜しいかな、昔の風通しがいい家屋をその旧式の薪ストーブで暖めるには無理があったかなぁ。子供はあまり気にしなくとも、大人はかなり寒がっていたような記憶があります。
掘り炬燵の炬燵櫓がない状態のところに薪ストーブを据え付け、周りを鉄骨の枠で囲みます。枠の上に板を渡せば即席のテーブルに。薪ストーブを囲む格好で十人くらいの宴会ができました。もっとも膝から下、脛だけが熱くなるのは構造上仕方がないのでした。


時は流れて、だいぶ流れて(^^;)、昨今の自然エネルギーの利用の観点から「薪ストーブ」という存在が自分の中で大きく成長してきたのです。・・・なんて言ったりしてますが、要は我が家にはけっこう薪になる木があるし(風呂は油と薪兼用)、火の揺らぎを見るのが好きだし、ただそれだけなんですけどね(^_^;)
そして、「薪は三度人を暖める」と言います。一度目は薪割りをして暖まる、二度目はその薪が燃える火で暖まる、三度目はその薪を燃やして作った料理で暖まる、だそうです。料理はできませんが薪割りは苦にしません。その点は山岳部育ちですから(ただ、最近腰が少々・・・)。


昔、薪ストーブの煙突掃除で苦労したのか、お袋はいい顔をしなかったけれど、お袋が通っている美容室の奥さんが最近料理メインの薪ストーブ(かなり大きい)を設えたのを見せてもらい、現代仕様の薪ストーブに目から鱗が落ちたようだ。実際の話、環境対策も研究されているようだし。


そんなこんなで、これから検討に入ります。まぁ、我が古家は取り付けスペースに限りがあるし、コスト的にも一番小さい物になると思う。煙突やストーブ周りも値が張るし。それでも妙にワクワクしているのです。


この【FIRESIDE】のサイトにあるエッセイ『森からの便り』も面白い。中でも田渕義雄氏はアウトドア雑誌【BE-PAL】の創刊時から活躍しているアウトドアライターで、自分も高校時代から愛読してました。L.L.Beanのメイルオーダーなんて高校生の時に知ったのはこの人のおかげだった。文章も個人的に素晴らしいと思う。


さぁ、この冬はいつもの冬よりちょっと楽しみになってきたぞ。