yosi0605's blog

とりとめのない備忘録です

劇場への招待 第35回俳優祭−灰被姫シンデレラ−

チャンネル:NHK教育/デジタル教育1
放送日 :2009年 6月26日(金)
放送時間:午後11:29〜翌日午前0:45(76分)
ジャンル:劇場/公演>歌舞伎・古典バラエティ>お笑い・コメディ

【出演】坂東玉三郎中村勘三郎中村福助中村橋之助中村歌六尾上菊之助中村翫雀市川亀治郎市川染五郎市川海老蔵澤村田之助波乃久里子,ほか

【作】中村京蔵, 山崎咲十郎, 【演出】市川團十郎, 【音楽】竹本葵太夫, 杵屋巳吉


(社)日本俳優協会
第35回俳優祭
『灰被姫 シンデレラ』−賑木挽町戯場始−にぎわうかぶきざことはじめ

舞台は明治22年、歌舞伎座が初開場したときのパーティー会場。時はまさに鹿鳴館時代。当時としては珍しい洋風豪華建築の歌舞伎座のロビーに名士、紳士淑女が集います。
築小路伯爵家の居間で、継母の金子(きんこ=勘三郎)と二人の姉(福助橋之助)が、灰被姫のお国(玉三郎)に手伝わせて、歌舞伎座開場式の豪華絢爛なパーティーに出かける支度で大忙し。お国は怒鳴られ、叱られるばかりで、パーティーには連れていってもらえず。
三人を見送ってしょんぼりしているお国の前に、突然、魔法使いの老女(左團次)が現れて・・・

(中略)

老女に引き出されたお国(灰被姫)が、いともあでやかに二枚扇で踊って大絶賛を浴びます。そうです。実は彼女こそ出雲の阿国の生まれ変わりだったのです。
歌舞伎座の守り神(右から、松王丸=幸四郎坂田藤十郎藤十郎、八重垣姫=芝翫、石橋の獅子の精=富十郎、毛谷村六助=吉右衛門)が現れて、お国に「皆の心をひとつにして、この歌舞伎座を守っていこうではあるまいか」と声を掛けます。