yosi0605's blog

とりとめのない備忘録です

鈴本演芸場【柳家さん喬休演のお知らせ】

昨夜の鈴本演芸場(公式)のツイート。

柳家さん喬休演のお知らせ

柳家さん喬は病気療養の為、8月中席は休演させていただきます。

楽しみにされていたお客様には大変申し訳ございません。

来年以降も『さん喬・権太楼』二枚看板を掲げるために両師匠と相談の結果今年の公演についてはさん喬一門より柳家喬太郎柳亭左龍両名が代演を相努めます。

師匠本人の希望により病名の公表は控えさせていただきます。

記者の皆さまにおかれましても関係者(本人・一門・落語協会・各寄席等)への取材はお控えいただきますようお願い申し上げます。

 http://www.rakugo.or.jp/2021-8naka-yoru.html

 

あまりに突然のニュースで驚いてしまったが、その後の情報整理すると本日7月12日の鈴本夜席(柳家喬太郎主任)には出演されるようだ。

 

落語会の至宝なのですから、御身大切にお休みください。

 

 

ここから

 今年は東日本大震災から十年です。この十年、様々な思いもよらぬ出来事の連続で、ありふれた言い方になりますが「人生のターニングポイント」を迎えた方、迎えてしまった方は数え切れないほどであったろうことは想像に難くありません。

 

海と反対側にいて、家が無事で、津波自体を見ていない私でもその中の一人。語ってしまえば「なんだ、そんなことかよ」と言われそうなことかもしれませんが、当人にとってそれは天地がひっくり返る出来事だったのです。

 

思い起こせば2011年7月9日、当地で落語ボランティア「ココロ寄席」が開かれました。出演は柳家小んぶさんと三遊亭粋歌さんのお二人。終演後、どうしようか、どうしようかと悩んだけれど、もう二度とこんな機会はないだろうと意を決して主催者のAさんに声をかけました。どのように話したかは覚えていませんが、落語が好きで、特に柳家さん喬師匠を集中して聴いていますよというような話をして、「来週は盛岡の独演会に行くんです」と言ったところで小んぶさんが「師匠に伝えます」と言ってくれた(はず)。

 

その後のことは翌週の盛岡での出来事も含めてこれ以上は書かないけれど、とにかくジェットコースターに乗ってしまったような展開になって、「これは夢?」という体験を積み重ねることになったのであります。このブログの過去記事にところどころ成果が現れているはずです。

 

あの会から十年が経ち、今年の春、出演者の三遊亭粋歌さんは真打に昇進して「弁財亭和泉」と名を改めました。柳家小八(二つ目時代は「ろべえ」)さんと結婚して(2016年?)お子さんができたのを知ったのは随分あとだったような気が。さらにこの秋、小んぶさんも真打に昇進して「柳家さん花」と改名する予定。コロナ禍ではありますが、おめでたいことが続きます。

 

お二人はじめ、ココロ寄席出演の噺家の皆様に幸多かれと祈りつつ、改めてAさん、ありがとうございました。

 

ちなみにAさんもいつの間にか盛岡の女性と結婚していた、と後から知ったのでした。チャンチャン。

 

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【追記】

三遊亭粋歌改め弁財亭和泉さん、当時からツイッターをされていたんですね。

 

 

 

柳家小八さんも。あの時は柳家東三楼(当時「小権太」)さんと一緒だった。

 

 

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あ、古今亭文菊(当時「菊六」)さんと柳家小平太(当時「さん若」)さん!

 

ameblo.jp

今月の読了

【読了】

「士農工商」、歴史の教科書にはもう載ってない!偽史の研究者に聞く最新状況。

 

 

 

【6月15日】「偉い人たちが逃げ回る時代に」武田砂鉄×青木 理トークイベント

https://eraihitohodo.peatix.com/view

 

『偉い人ほどすぐ逃げる』は上記のトークイベントを著者サイン本込みで申し込んだ。3時間に及んだトークも本の内容も満足のいくものであった。2021年の日本は「逃げ回る」ヤツらばかりだから本の内容に満足するのは世の中の軸がズレて傾いているということなので、これはこれで悲しまなければいけない。

落語配信:梶原いろは亭

 

 

小太郎改め㐂三郎師匠の『粗忽の使者』は素晴らしい熱演でした。

燕路師匠は小三治一門会での小三治師匠に繋ぐ出番の高座を聞くことが多かったので、今回の『鰻の幇間』は「たっぷり!」でした。最後のトークでご自身がトリ予定の鈴本演芸場7月初席のチラシを紛失したのもご愛嬌、かな。

落語配信:「ザ・柳家さん喬 其の七」

f:id:yosi0605:20210702062158j:plain

 

 

最近、やっと配信で落語を観賞する余裕?が出てきたような気がしている。

今までは「配信期間中に時間がとれるか?」「クレカを使いすぎにならないか?」など、多少ネガティブ思考に囚われていた。だ・か・ら、時間もお金も計画的に使わないといけないわけだ。基本のき。

それでも、今回はアーカイブ期限切れ前日までバタバタして、ギリギリの視聴だったから、危ないと言えば危なかった。

それにしても、あの!「産経新聞社」に「貢献」することになってしまうことになるとは。政治と文化は別と割り切るまで多少時間を要したことを告白しておきます。

 

落語配信:春風亭柳枝独演会「めでたやめでた」

 

 

春風亭柳枝独演会「めでたやめでた」@道楽亭】

 

 

 やはり完全無観客よりもお客が入った状態での配信のほうが見ていて安心感のようなものがある。

「寝床」ではまくらで文楽太夫さんと挨拶するとその声量に圧倒されるんです、と実際に真似てみてから噺に入る。生?で聴くのは初めてなのだけど、二つ目の正太郎時代から評価も高く、柳家喬太郎欧州公演に同行したのは知っているし、NHKラジオ第一『すっぴん!』に出演していたのは楽しく聞いていたから、落語の方も安心して聽くことができた。

名跡とともにどのような成長をするのか楽しみな噺家だ。

 

 

落語配信:らくご弁当

 

  • 熊の皮/古今亭志ん吉
  • 転失気/柳家㐂三郎
  • 棒 鱈/柳家小平太

 

アーカイブで視聴。

この「らくご弁当」は初めての鑑賞だったが、背景に屏風か何かあればよかったと思ったのと、少しカメラのピントが甘い感じで輪郭がはっきりしなかった気がした(私だけか?)。落語自体は値段以上のものであっただけにそこが惜しい。

(この記事は7月5日に思い出しながら書いています。現在は改善されているかもしれません)

今月の読了

【読了】

 

 

 

 

 

 

落語配信:「寄席(よせ)が無くなった!」~落語協会前座配信公演~

落語協会前座配信公演「寄席(よせ)がなくなった!」をアーカイブにて。

 

 

 

報道などでご承知の通り、再三の休業要請により寄席は公演中止。
寄席で働いてる前座さんたちは収入がなくなりました。
そこで、急遽決定!
落語協会の前座さんの無観客配信公演。
誰が出るか、何人出るかは、始まってからのお楽しみ。
サプライズ出演もありそう(o^^o)