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yosi0605's blog

とりとめのない備忘録です

シネマ落語&ドキュメンタリー「映画 立川談志」

演劇・芸能 音楽・映画

午後、MOVIX(利府)まで一っ走りして観てきた。
多分来週は上映していないだろうから。

今まで談志落語はほとんど聴いていない。
NHKで放送された若い時の『居残り佐平次』などを何度か見たくらい。
その分(?)立川流を扱ったドキュメンタリーはずいぶんと見た。
それだけ注目されるのは、やはりそのカリスマ性故だろう。
他の噺家ではそうはいかない。

で、映画である。
談志の『芝浜』は今回が初見。
なぜかテレビでもDVDでも見ていない。
いや、機会はあった。
しかし「ちゃんと向き合って評価しなければいけない」と、避けていたのかもしれない。
そのせいで「立川談志」という存在が、虚構も含めて、自分の中で不必要に大きくなってしまった感は否めない。

『芝浜』の中で意表を突かれたのが、噺の途中で素に戻って評論家のような話をすること。
談志落語を生で聴いてきた人にとっては当たり前のことなのかもしれないが、演じている噺家談志を上から別人の談志が解説しているような感じ。
これが聴いている方(少なくとも自分)は居心地が悪くなって落ち着かなくなってしまう。

そこから噺の後半になだれ込んでいくのだが、妙に冷めてしまう自分がいる。
好きな人にはたまらないものが、今回自分には合わなかった。
小三治の言葉
「いいんじゃないんですか、ああいう落語もあり、お兄さんみたいな落語もあり、色んな形があって、それが落語界を作っているのだから」

http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/800/102201.html

を実感したと言ったら言い過ぎだろうか。
「お前に何が分かる」と言われそうだけど。

ただ、『ドキュメンタリー映画 小三治』を観た後と違い、自分には今回の映画からCDやDVD購入に発展する可能性は低いと思う。
著作は読みなおすかもしれないけど。

「こういう落語もあっていいのだよな」と割り切りができたのが収穫だった、かな。生意気ですが。