http://www.radiodays.jp/item_set/show/718
小田嶋隆の100分授業 タコ足ライティング
オリエンテーション「人生とビジネスに効くコラム」(全巻セット)
小田嶋隆(コラムニスト) 柳瀬博一(日経ビジネスオンライン プロデューサー
コラムは人生とビジネスに効く! with 柳瀬博一客員教授
この音源をご購入後「小田嶋隆の100分授業/通学生コース」に
申込をされると、購入代金をキャッシュバックいたします。
詳細⇒http://www.radiodays.jp/community/show_event/164* * * * * * *
天才コラムニスト・小田嶋隆のライティング講座がスタート!
本講座は、2014年1月から毎月1回100分間の小田嶋せんせいの講座と
間歇的に登場する逸材の客員教授との対談という構成で、半年間開講されます。この音源は〝オリエンテーション〟と銘打った、その前哨戦です。
秀でた書き手が、みずからの書くという営為と人間の営為に向きあった
じつに稀有な〝書き方教室〟が実現しようとしています。なぜこのような、授業に近いものをやろうと思ったのか。
小田嶋せんせいは、そもそも文章というものが誰かに習うようなものではない
と思ってきたのですが、ご自身の30有余年にわたるライター体験のなかで、
〝物を書くことの効用〟を知り、また、既存の枠組みの中で文章の教育が
きちんと為されていないことに気づいたからだと語ります。「書き方の細かいメソッドを最低限ソルフェージュみたいにして、一つずつ
教えていけるものかどうかは疑問ですが、ただ〝ものを書く〟ってことの
効用、書くこと自体が、いかに人生に役立つのかというようなことを
お伝えしたいなと思って、こういう講座を開くことにしました」読み・書き・算盤などといって、明治・大正・あるいは戦前までの時代には
〝物を書く〝ということが学校のカリキュラムのなかで為されていたけれども
私たちの時代には、それが作文・読書感想文などになって教師の評価を忖度
したりして、それが文章にたいするスタンスを歪曲してきたと指摘します。「たとえば、ラスコーリニコフが嫌な婆さんを殺してスカッとして最高だった!
という感想はあり得ない。やっぱり、ラスコーリニコフは人間の生き方を
娼婦であるソーニャに教わったということに僕は感動しました、みたいな
ところで感想書くみたいな計算を働かせなきゃいけないワケですよ」「ここでは文章の基礎的な知識を手とり足とし教えるのが狙いではなく
文章を書く様々な場面を経験していただくなかから、自分の中に眠っている
可能性を掘り出す助けにしていただければなあと思っています」* * * * * * *
客員教授対談は、八面六臂の活躍で「困ったときは、ヤナセ」と信頼の厚い
WEBマガジン「日経ビジネスオンライン」の敏腕プロデューサー・
柳瀬博一さん。連載コラム「ア・ピース・オビ・ケーク」のフィクサーだ。
反ビジネス的で、非社会的な臭いがする【コラム】というものを
どうビジネスに繋げていくのか、ふたりの対談の聴きどころです。「コラムニストというのは、社会からドロップアウトすることを前提とした
職業だけど、みなさんにお勧めすることはできないしね」(小田嶋)「その意味でビジネスとコラムをどう繋げるか、みなさんを社会に繋ぎとめる
アリバイ作りというワケですね(笑)」(柳瀬)
■この音源は、2013年12月12日に収録されました。