yosi0605's blog

とりとめのない備忘録です

橋下徹2012年10月3日の文楽関係ツイート

  • ABC放送キャストの伊藤キャスター、コメンテータの水道橋氏、森永氏は「橋下は文楽が面白くないから補助金を出さない」とコメント。こういう勉強不足のコメントが、文楽への補助金問題をこじらせた。 posted at 23:58:41


昨日の意見交換会のネット記事を貼り付けておく。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121004/lcl12100408270000-n1.htm
文楽 補助金支給へ 橋下市長、事業明確化を条件に
2012.10.4 08:26 (1/2ページ)
 文楽協会に対する大阪市補助金削減問題で、橋下徹市長と文楽の技芸員(演者)らが3日、大阪市役所で初の公開意見交換会を行った。市長は終了後、補助金の支給対象となる事業の明確化などの改革を条件に、執行を凍結していた本年度の補助金3900万円を支給する考えを表明した。

 意見交換会を公開で開催するかどうかをめぐって紛糾した補助金問題は、曲折の末、一応の決着をみた。

 対話には、黒紋付きにはかま姿の技芸員47人と協会幹部が出席。冒頭に太夫の豊竹咲大夫さんは、忠臣蔵を引き合いに「討ち入りに来たわけではない。一刻も早く問題を解決し、舞台に専念できるようにしていただきたい」とユーモアを交えてあいさつ。

 技芸員の一人は「65歳で45年やっているが、収入が400万円弱。若い人も人間国宝も収入は多くない」と窮状を訴え、別の技芸員も「今月の給料は恥ずかしいが10万円ぐらい。三味線の修理費に10万かかり、今月は生活費がない状況」と理解を求めた。

 橋下市長は「文楽が大阪発祥の伝統芸能として守らなければならないことは理解している。補助金支出の在り方が市民に見えやすくなるように話し合いたい」と応じた。

 市長は、補助金支給の根拠を明確化する必要性を指摘する一方、演目についても「古典は古典として大切にしなければならないが、新しい事業展開を、技芸員一人一人や協会の皆さんに考えてほしい」と語った。

 技芸員からは「市長の考えは理解できるが、公演で1年のスケジュールは決まっている。これ以上、新しい公演を増やすのは難しい」と率直な意見が出た。

 終了後、市長・技芸員とも「面談して考えがよく理解できてよかった」と感想を述べた。

                   ◇

【用語解説】文楽協会の補助金削減問題

 文楽協会は昭和38年、赤字続きの文楽から撤退した松竹に代わり、普及・保存などを行う組織として設立。国や大阪府大阪市などが補助金で支えてきた。橋下徹市長は改革の一環で、補助金を前年度比25%削減し、本年度分3900万円も文楽側が公開の面談に応じなければ支出しないと表明。文楽側は非公開を望んだが、9月に方針転換、公開に応じた。