昨日18日(日)、TBS系で放送されていた山崎豊子原作『運命の人』が最終回だった。
視聴率でかなり苦戦していたと聞いていたので、最終回が二時間枠になったのは意外な感じがした。
史実を小説的に脚色した原作から更なる逸脱がみられ、これはちょっと・・・という場面も多々あったし。
まぁ、内容としては今ひとつだったが、「密約問題」をメインテーマに据えたこの重い原作を、あえて日曜の夜という時間帯にぶつけてきた心意気は認めたいと思う。
(次回作が中居正広主演というのは、決まっていたとは言っても、反動が過ぎると思うが・・・)
ところで、このドラマの放送中に楽しみにしていたブログがある。
それは「kojitakenの日記」というブログで、政治を主に扱っているのだけれど、ブログ主はプロ野球にも造詣が深く、その知識と明確な論旨には目を開かれることが多い。というか多すぎる。
そのkojitaken氏が「短期集中」で『運命の人』の放送にあわせてドラマ内容と史実を解説し、はたまたサンデー毎日に登場人物のモデルとなった某新聞主筆の記事も取り上げてくれたりして、大変興味深かった。自分といえば、週刊現代くらいは(内容による)読んでもサンデー毎日までは手が伸びないので。
そのブログエントリーは下記の通り。
一つ一つがかなり読み応えがあるので、十分時間のあるときに一気に読むことをお勧めしたい。
自分も澤地久枝さんの『密約―外務省機密漏洩事件』は読んだが、ここまで深く読めなかった(過去記事)。
実在のモデル名を一覧にしたサイトもあるが、そちらは是非検索して辿りついて欲しい。
ただ、最初に言っておきますが、「司部長」は三宅久之ではありませんよ(^^)
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